RATOC REX-CFU1を使いLinuxZaurusでAH-K3001Vを使う


RATOC REX-CFU1のドライバ

LinuxZaurusでRATOC REX-CFU1を使うためのドライバが以下のサイトにあります。このサイトに従ってインストールしてください。

ドライバとモジュールのインストール

以下の2つのipkファイルを、Linux Zaurusのパッケージ管理機能を使いインストールする。

  • cfu1-driver_0.0.2-3_arm.ipk
  • usb-modules_0.0.3_arm.ipk

AH-K3001Vを使う

このサイトに従ってAH-K3001Vを使えるように必要なドライバをインストールしてください。注意点は、配布されている「acm-2.4.18.tar.gz」は、拡張子に.gzが付いていますが、gzファイルではありません。ただのtarファイルです。

# cd /
# tar xpvf acm-2.4.18.tar.gz

私は赤外線による設定が正常にできませんでしたので、PPxPを使ってダイアルアップするように設定しました。

PPxPによるダイアルアップ

ZaurusでPPxPに従い、PPxPをインストールして、ダイアルアップの設定をしてください。

モジュールとソフトのインストール

  • tunモジュール

  • ppxpプログラム

  • armutils(libreadline4,libncurses5)プログラム

    # cd /
    # tar xpvf tun-2.4.18.tar.gz
    # tar xpvf ppxp-2001080415-arm.tar.gz
    

    armutilsはipkファイルのため、パッケージ管理機能を使ってインストールする。

ダイヤルスクリプトの作成

私のプロバイダはASAHIネットです。

# insmod tun
# ppxp
PPxP version 2001080415
interface: tun0
ppxp> qdial
‘‘項目’’ ‘‘値’’ ‘‘備考’’
/dev/ttyACM0
0570-570-628##61
@atson.net
チェックする を選択し画面を変更する

メイン画面に戻りを選択して名前を「ASAHI-NET」とする。

テスト接続

作成したスクリプトを呼び出し、テスト接続する

# ppxp ASAHI-NET -C connect

AH-K3001Vのサブ画面に「32K PT」となるはずです。

ならない場合は、手順を確認し直す。

shellスクリプト

接続用に作成したスクリプト群です。

  • ネットに接続

    [start_ppxp_asahi]
    #! /bin/sh
    
    insmod tun
    ppxp ASAHI-NET -C connect
    
  • ネット終了

    [stop_ppxp_asahi]
    #!/bin/sh
    
    ppxp -C disconnect
    sleep 1
    ppxp -C quit
    
  • REX-CFU1を取り外すためのモジュールの削除

    [remove_cfu1]
    #!/bin/sh
    
    rmmod tun
    rmmod acm
    rmmod sl811_cs
    rmmod hc_sl811